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Production Flow

​制作の流れ

当陶房の制作工程を簡単に説明させていただきます。

各工程の詳しい解説は今後ブログにてご紹介させていただきます。

土作り

① 地元で採れた土を乾燥させてから、水に溶かして植物の根や、砂、粗いものを取り除く(これを水簸-すいひ-と言います)​​

② 水簸したものを素焼きの鉢に移して乾燥させる

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③ 地元の土だけだと耐火性が無いので、火に強い土と混ぜて、おお練りをします(50kほどの土を混ぜています)

​この土をしばらく寝かせておき、粘りを強くします

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④ 硬さを均一にして空気を抜いていきます。これを菊練りと言います。

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ろくろ()

⑤ 足で蹴って回すろくろ(けりろくろ)で回転を調整しながら形をつくります。

​食器など小さなものは、お大きな塊から同じものをいくつも作ります。

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⑥ 花瓶など大きなものは一つの練った土から一つ作ります

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乾燥

⑦ 整形の終わったものは日陰で半乾きにして、その後天日でよくかわかします。

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​素焼き

⑧ 乾いたものを窯に積み、12時間程焚き800度ぐらいに温度を上げて終わります。

​素焼きは釉薬を掛けやすくするためにします。

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釉掛け

⑨ 松灰、わら灰、ぶどう灰 など身近にある灰を使い、釉薬を合わせています

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​本焼

⑩ 二袋の登り窯で、赤松の薪を使い30時間ほど焚きます

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